日々
落ち着かない日々が続きますが、報告も兼ねて月に一回くらいはブログを更新する予定ではあるんですね。今月も上旬に「ひじきはまだまだ意外と元気」という感じの内容で更新するつもりだったのですが、ご飯を食べない、残す、ようなことが増え、病院に行ってやや回復→また食べない…を何度か繰り返した後、さすがにそろそろ無理かもしれないと、とうとう看取りが視野に入ってきたため、書いていたブログ記事の内容を変更せねばなりませんでした。そう、看取りに入ります…という記事を準備していたところ、なんとここ数日ひじきは絶好調でご飯のときは普通に出てくるし、普通量をきれいに完食するし、動きもまあまあいい感じになっていて、なんだかんだここ一か月で一番元気になっています。不調になるとその都度理由を考え対処してはいるのものの、まあとにもかくにもひじきがすごいんでしょうね。とりあえず看取りに半分足を突っ込みましたが、当面それ以上は進まなくてよさそうです。
元気といっても一番元気だったころの半分くらいでしょうが、日常生活は普通に送れており、今となっては十分です。腫瘍の拡大は続いていてもう口の中とか目の上とかいうレベルでなく顔の右側のいろんなところが出っ張っていて顔の形も変わっています。口を開くとすぐそこに見えるくらいなのですが、奇跡的に食事をとれています。病院の先生も「信じられない」と言ってるくらい。
右目は閉じられなくなって久しく、知らない間に失明していたようです。目がずっと閉じられないと十分眠ることもできないのではと心配していたので、失明してもきちんと日常生活を送れているのであれば、失明の仕方としては悪くないかなと思うのが正直なところです。骨肉腫という病気が凶悪すぎることを考えると贅沢はいえません。表面には目やにやゴミが乾燥して固まっています。瞬膜もだいぶ出ていて、一部黒ずんでいます。固まった目やにが剥がれて出血したりもしましたが、特に痛がっている様子はないのが救いです。
普段は大好きなお腹を撫でてもらうのもしてもらっているし、これまでやらなくなって久しい行動(ご飯をよこせと呼びにくるとか、洗面台で水を飲むとか)もちょこちょこ見られたりして、すごい以外の言葉が見つかりません。
いつかは終わりがくるし、それが今日や明日であっても少しもおかしくないという状態ではあるのですが、完全にそのときがくるまでは、こちらで推測して限界を決めてしまうのはやめようと思いました。もうダメだと思ったことはこれまで何度もあったので、その都度基準は厳しくなっているはずなのですが、その度にひじきはこちらの推測を上回ってくるので、もう完敗した格好です。
来月も良い報告が書けますように。
ひろ太
関連記事