2023年08月03日
ご飯を食べなくなる
5月の終わりごろのことです。
ご飯の時間にきなこが嘔吐しました。きなこが吐くこと自体は特に珍しくはないので、いつものように少し時間をおいてからご飯をあげようとしました。が、このときは断続的に嘔吐を繰り返し、タイミングをみてご飯をあげても食べず…という状態が続きました。
水を飲む、おしっこをするというのは1回ずつ確認できましたが、相変わらずご飯は食べず、嘔吐もおさまらず。結局最初の嘔吐から1日半後に病院へ行きました。
午前中に病院へ行ったところ、脱水を防がないといけないので夕方まで入院して点滴をすることに。ネコを病院に預けるというのはおそらく避妊去勢手術以外では初めてです。特にきなこはとても神経質なネコなので精神的に負担がないか心配でしたがそうも言っていららず。泣く泣く預けて、夕方また引き取りに行きました。血液検査の結果は特に問題なし、念のためレントゲンも撮ってもらいましたが、胃腸の中に毛玉やその他の異物も見当たらず。特に原因らしい原因はわかりませんでした。対応としては次の日の朝まで絶食絶水して様子を見ることに。こういうときは胃腸を空っぽにして休ませるのがいいとのこと。とりあえず点滴でしっかり水分は取っているので、すぐにどうこうなることはなさそうで、その点は安心です。
上の写真は帰宅してすぐトイレに行くきなこです。おしっこを我慢していたようです。
足には静脈点滴のカテーテルが着いたままです。これがあると次回も静脈点滴をする際に針を刺しなおさなくていいらしいです…がこのときはよくわかっておらず。きなこはとても神経質なネコなのでだいぶこれが気になるようでした。絶食どうこうよりも早くこれを取ってあげたくて。
窓辺で過ごしています。えごまちゃんも気にしています。
ひじきといつも通り仲良ししています。こういうときには11年一緒にいる安心感があります。
みんなのご飯の時間、きなこは食べたそうにしていましたが、心を鬼にして絶食させます。部屋の各所に飲み水が配置されていますが、夜まではヒト(私かまやろん)が注意して見て飲まないようにして、ヒトの就寝時には全て片付けることにしました。ようやっと翌朝になり、みんなにご飯をあげるタイミングできなこにもドライフードを3粒あげてみたところ、噛みながらでしたがちゃんと食べました。その後も嘔吐はありません。その後しばらくしてからも数粒食べて問題なし。それから診察のため病院へいきました。
カテーテルは入っているものの2日連続で長時間の点滴はきなこ的には避けたいところ。食事も水もとれているということで、皮下点滴(数分ですぐ終わる)にしてもらい、その日はすぐ帰宅できました。上の写真はカテーテルを外してもらって帰宅したところ。止血の包帯はすぐ取れました。やっと不自由なく眠れます。
帰宅後の最初の食事の前に少しえづくような感じがあったので、このときは一回あげずに見送りました。焦らず焦らず。写真はもずくちゃんのお皿をぺろぺろしているところです。食欲はありそう。
その後様子を見ながら少しずつ食事を与え、水も飲んで、ぐっすり眠って…を繰り返して、すっかり元気になりました。写真はなぜか掃除機の横で寝るようになったきなこ。それまでは寝てなかった場所なので少し心配しましたが、今でもなぜかお気に入りでよくここで寝ています。
よく寝ています。
けっきょく原因は不明なままでしたが、治ったので良かったです。治ったどころかきなこは以前よりもりもり食べるようになりました。いろいろ大変でしたが、がんばりました。写真は翌日の食事の様子。
病院ラッシュの2つめはきなこがご飯を食べなくなる…でした。
ひろ太
Posted by ネコひろ太 at 22:12│Comments(0)
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